遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考える日(11月8日 記念日)

東京都新宿区西新宿に本社を置き、「遺伝子検査技術で人々の健康と幸福の増進に貢献する」をミッションに掲げるミリアド・ジェネティクス合同会社が制定。

日付は両親の姿を11に、そして両親から受け継いだ遺伝子を8に見立てて、11月8日を記念日としたもの。

遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考える日

乳がんや卵巣がんなどの発症リスクが高まる体質「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)」を多くの人に知ってもらい、病院での遺伝子検査や治療、予防に役立ててもらうことが目的。

記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同年11月7日に株式会社エスアールエルとの共催で「遺伝性乳がん卵巣がん(HBOC)を考える日」制定記念イベントが開催され、記念日登録証の授与式やHBOCの認知・理解の実態調査結果発表、有識者によるトークセッションなどが行われた。

ミリアド・ジェネティクス

ミリアド・ジェネティクス合同会社(Myriad Genetics G.K.)は2018年(平成30年)12月17日に設立した会社。同社は個人の重要な遺伝情報を提供することで人々の健康と日常生活を豊かにする遺伝子検査とプレシジョン・メディシン(Precision Medicine:精密医療、遺伝子レベルで解析し、最適な治療を行うこと)のリーディングカンパニーである。

ミリアド・ジェネティクスは複数の医療分野において、病気の発症リスクを判定し、病気の進行リスクを評価し、医療従事者による患者ケアを改善し、医療コストの削減を実現できる遺伝子検査の開発および商品化を行っている。

日本人女性に最も多いがん、乳がん。その原因の一つは「遺伝性乳がん卵巣がん」によるもので、英語の頭文字をとってHBOC(Hereditary Breast and Ovarian Cancer)とも呼ばれる。

HBOCの人は生まれ持った遺伝子に変化があるため、乳がんや卵巣がんなどの発症リスクが高まる。日本ではまだまだ知られていないこのHBOCは、専門の医師や遺伝カウンセラーと相談して、医療機関で遺伝子検査を受けることで診断される。

関連する記念日として、10月1日は「乳がん検診の日」、4月9日は「子宮頸がんを予防する日」、3月9日は「子宮体がんの日」となっている。

リンクミリアド・ジェネティクス

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

関連記事