大阪府吹田市に本社を置き、「こころよい暮らし」を提案するサステナブルファッションブランド「KAPOK KNOT(カポックノット)」を運営するKAPOK JAPAN株式会社が制定。
日付は「いい(11)パー(8)トナーシップ」と読む語呂合わせから。
同社では個人の生き方を称え、互いの違いを尊重し合いながら共存することを豊かさと捉えている。記念日を通して、様々なパートナーシップの在り方を肯定し、祝うきっかけとすることが目的。
夫婦・恋人・家族・仕事仲間・友だち、そして自分自身との向き合い方も含めた「いいパートナー」について考え、より多くの人が「こころよい暮らし」を送ってほしいとの願いも込められている。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は2020年(令和2年)1月に設立された会社で、「世界中にサステナブルで機能的な素材を届ける」ことをミッションに掲げる。
今ファッションを楽しむことと、地球の、そして次世代の未来について考えることを両立する。同社は欲張りに、どちらも目指す。生産者、消費者、地球環境。全てに無理のない形を模索しながら、サステナブルで機能的な素材を世界中に届ける。
会社名やブランド名にもある「カポック」は、木の実由来の繊維のこと。カポック繊維は中が空洞(中空)になっているため非常に軽い。コットンの8分の1の軽さと言われ、「たった500gでダウンの暖かさ」を実現できる。カポックは「木に実るダウン」とも呼ばれる。特殊加工し、シートにしたものが、同社の新しい素材「エシカルダウンカポック」である。
カポックは木の実のため、木を伐採する必要がない。インドネシアの自生植物で、少ない水で育ち、強い農薬も必要ない。また、通常ダウンに使われる水鳥の羽は一切使用しないためアニマルフリーでもある。
都市と自然、生産者と消費者、旧さと新しさ。境界線を曖昧にするように、領域を行き来する。そうやって気付いた両者の良さをつなげることこそ、「こころよい暮らし」のはじめの一歩かもしれない。