神奈川県横浜市西区に本社を置き、自動車の製造・販売などを手がける日産自動車株式会社が制定。
日付は「イー(11)パワー(8)」(e-POWER)と読む語呂合わせから11月8日としたもの。
「e-POWER」とは、ガソリンエンジンとモーターを融合させた同社独自のパワートレイン。発電時にのみエンジンを稼働し、発電された電気を使って大出力モーターで車を駆動させることで、電気自動車と変わらない走りを体感できる。
記念日を通して「e-POWER」をさらに普及させ、次世代の運転の楽しさを広めていくことが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は1933年(昭和8年)12月26日に設立された会社。同社はフランスの大手自動車メーカー・ルノーと日本の大手自動車メーカー・三菱自動車工業の3社が締結したパートナーシップ関係「ルノー・日産・三菱アライアンス」を形成している。
e-POWER(イーパワー)は、日産の自動車で採用されているシリーズ方式ハイブリッドシステムの名称である。2016年(平成28年)に行われた日産・ノート(E12型)のマイナーチェンジ時に初めて導入された。
アクセルペダル操作のみで車速制御を可能とする特徴がある。e-POWERを採用した車種として、ノートの他にノート オーラ、シルフィ、キャシュカイ、キックス、エクストレイル、セレナがある。新次元のパワーを手に入れた「ノート e-POWER 4WD」もある。
e-POWERは走行中にアクセルペダルを離した瞬間にスムーズに減速。ブレーキを踏んでいるかのように感じる。そして、アクセルペダルを踏んだ瞬間に一気に加速。アクセル一つで思いのままに、楽しいドライブを実現させた。