東京都墨田区横川に本社を置き、「うまい棒」に代表される菓子・食料品の企画・販売などを手がける株式会社やおきんが制定。
日付は「うまい棒」を4本並べると「1111」と似ていることから11月11日に。
国民的駄菓子の「うまい棒」が2019年(令和元年)に発売40周年を迎え、これからもより多くの人に愛され続けられるようにとの願いが込められている。記念日は2019年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は、手軽なスナック菓子から斬新なアイデアのおもしろ菓子、懐かしい菓子など、遊び感覚あふれる楽しい菓子の企画から販売までをトータルにプロデュースする。おいしいもの、楽しいことが大好きな子供たちの夢を育むフレッシュな製品を日本全国はもちろん世界の子供たちへと届けている。
「うまい棒」は、棒状のスナック菓子で、1979年(昭和54年)7月に発売が開始された。標準小売価格は1本10円。製造は茨城県常総市に本社を置くリスカ株式会社が行っている。
発売当初からある一番古いうまい棒は「とんかつソース味」で、当初は「ソース味」という名前だった。その他、「サラミ味」や「チーズ味」「テリヤキバーガー味」「めんたい味」「たこ焼き味」「コーンポタージュ味」「チキンカレー味」「エビマヨネーズ味」「牛タン塩味」「なっとう味」など、種類が豊富でユニークな味がある。
値段も安価なことから子供や若者を中心に人気のある駄菓子である。現在では、駄菓子屋の他にコンビニやスーパーなどでも販売されており、業務用スーパーなどでは30個入りの袋も販売されている。
うまい棒のパッケージに描かれる二頭身で丸い頭のキャラクターは、長らく名前が設定されていなかった。その後、2017年(平成29年)にこのキャラクターの名前が公式に「うまえもん」に定まると同時に、その妹キャラとして「うまみちゃん」が誕生した。