東京都文京区本郷に事務局を置き、動物にとって必要なサービスの研究・開発などを行う一般社団法人「あにまるすまいる」が制定。
日付は家庭の中で生活する動物の代表の犬と猫の鳴き声のワンワン(11)ニャンニャン(22)から。家庭で生活する動物は家族の一員との考えから、人と共に暮らす動物たちのクオリティ・オブ・ライフ(Quality of Life)の向上を多くの人に考えてもらうことが目的。また、動物たちに「いつも笑顔でいて欲しい」という願いも込められている。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本国内の少子高齢化を背景に家庭における家族の一員として、様々な種の動物たちが私たちと生活を共にしており、現在ではその数は2,000万頭を超えるともいわれている。
動物が家族の一員として大切に育てられる様になった昨今、獣医学の目覚ましい発展もあり、動物の世界においても人間と同じ様に寿命が延び高齢化が進んでいるのが現状である。しかし、動物たちは喜怒哀楽を含め、体調の不調・異変を言葉で的確に訴えることができない。
そこで、言葉で伝える術を持たない動物たちの声を汲み取り、人と共に暮らす動物たちの「Quality of Life」(QOL)の向上を目指し、動物医療・動物福祉に取り組む社会的な視点からプロジェクトが発足した。
このプロジェクトでは、遺伝病・高齢化に伴う疾患などの予防・治療方法の研究・開発、動物医療技術およびQOL向上のための学術研究助成などを行っている。病気の予防には健康診断・特定病検診などがある。また、研究助成として表彰制度を活用した若手研究者などの育成を行っている。
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