和歌山県和歌山市に本社を置き、農業の経営・農作物の加工及び販売を手がける株式会社ベストシーンが制定。
同社は長野県信濃町で無農薬で米の生産を行っており、この米で作った甘酒をPRすることが目的。
記念日名はその年に収穫された新米から出来た甘酒なので、ワインの「ボージョレヌーボー」のように広めたいとの思いから「甘酒ヌーボー」とし、日付は冬を迎える頃に飲むと体も心も温まるという意味も込めて二十四節気の一つ「小雪」(11月22日頃)の日に。甘酒の色と米粒が小さな雪が降るイメージにもつながっている。
記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
その後、2022年(令和4年)に記念日の制定者は「甘酒ヌーボー」ブランドの移管に伴い、株式会社ベストシーンから、東京都目黒区下目黒に本社を置き、セールスプロモーション事業などを手がける株式会社ユーセイ・プロモーションへ継承された。
「甘酒ヌーボーの日」の日付は以下の通り。
甘酒ヌーボーは数量限定での製造・販売となる。原料は自社長野県信濃町の水田で、約半年間減肥減農薬の特別栽培で生産した米(ひとめぼれ)を使用。10月に収穫した新米のみを精米麹菌付けしている。
特徴の一つとして、大吟醸としたことである。甘酒の美味しさを追求する中、雑味を取り除くために精米を50%に進めることで、大変美味しくなり、舌触りもなめらかになることを発見した。この製法は、日本酒の大吟醸で用いられることがあるが、甘酒では非常に稀である。
暦の上で、寒さの始まりとして定められている「小雪」。飲む点滴と言われる栄養価の高い甘酒を「1年風邪をひかないように」「米に感謝」という意味にできればと記念日とした。また、米の新たな収穫祭として、この甘酒ヌーボーを楽しんでもらいたいとの想いが込められている。
リンク:ユーセイ・プロモーション