東京都台東区東上野に事務局を置く一般社団法人・和食文化国民会議(略称:和食会議)が制定。
日付は「いい(11)に(2)ほんしょ(4)く」(いい日本食)と読む語呂合わせから。五穀豊穣、実りのシーズンを迎え、和食の食彩が豊かなこの時期において、毎年、日本食文化について見直し、「和食」文化の保護・継承の大切さを考える日とするのが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
和食文化国民会議(The Washoku Association of Japan、英文略称:Washoku Japan)は、日本の食にかかわる生産者や企業、団体、地方自治体、郷土料理保存会、食育団体など多数の会員で構成される。
日本の伝統でもある「和食」を適切に保護し、その継承を推進することを目的とする。そのために必要な情報収集、調査・研究、普及啓発、情報発信などの事業を行っている。
「和食」は、2013年(平成25年)にユネスコ無形文化遺産に「和食 -日本の伝統的な食文化-」として登録された。「和食」には、食品本来の味を利用し、旬などの季節感を大切にする特徴がある。また、魚・野菜・食用野草など地域の食材を使った自然を尊ぶ心との結びつきは、天然資源の持続可能な利用にも通じる。