上皇の誕生日(12月23日 記念日)

現在の上皇・明仁(あきひと)の誕生日。

2019年(令和元年)12月23日、上皇は退位後初めての誕生日を迎え、86歳になられた。そして、2021年(令和3年)12月23日、88歳(米寿)に、2023年(令和5年)12月23日、90歳(卒寿)になられた。確かな記録が残る歴代天皇の中で90歳を迎えられたのは初めてである。

1933年(昭和8年)12月23日、当時の継宮(つぐのみや)明仁親王が宮城(現:皇居)内の産殿にて誕生。宮内省の発表では、「午前6時39分をもって親王殿下ご誕生」とされた。東京に親王生誕を知らせるサイレンが鳴り、人々は旗や提灯を持って街を行列して祝った。街には号外も出たという。

1989年(昭和64年)1月7日の父・昭和天皇の崩御を受けて、55歳で第125代天皇に即位した。また、元号法に基づき「昭和」に代わって翌日の1月8日より「平成」と改元された。

「天皇の退位等に関する皇室典範特例法」の施行により、2019年(平成31年)4月30日限りで譲位し、5月1日0時の皇太子・徳仁(なるひと)親王の第126代天皇即位に伴い、上皇となった。譲位時の年齢は85歳。

1989年(平成元年)から2018年(平成30年)までは12月23日が国民の祝日「天皇誕生日」であった。2019年(平成31年/令和元年)は、1948年(昭和23年)の「祝日法」施行以来初めて「天皇誕生日」のない年となった。2020年(令和2年)から「天皇誕生日」は2月23日として祝われている。

公務を退いた現在、上皇は上皇后・美智子(みちこ)と共に芸術鑑賞などをして日々を過ごされている。また、2019年(令和元年)時点での情報として、週に3回ほど皇居にある生物学の研究所に通い、長年続けてきたハゼの研究に取り組まれているという。

リンクWikipedia

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カテゴリー「12月の記念日」「今日は何の日

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