消費税が上がると金の密輸が増える

消費税は1989年(平成元年)に3%、1997年(平成9年)に5%、2014年(平成26年)に8%になった。そして、現在10%への増税も議論されている。

押収された金塊
押収された金塊
画像元:産経WEST

金の密輸の摘発件数は消費税が8%に上がった2014年を機に急増している。

金密輸事件の処分件数
件数
20107
201117
20127
20138
2014177
2015294
出典:財務省関税局

海外では消費税率が高い国は数多くあり、ハンガリーでは27%、アイスランドでは25.5%、スウェーデンでは25%などとなっている。しかし、金に関してはほとんどの国が非課税となっており、金を買っても税がかからない。一方、日本では金は課税対象となっている。

金の値段は国際的にある程度統一されている。そのため、こっそり海外から日本に金を持ってきたとすると、海外で500万円で購入した金は日本では消費税が上乗せされ540万円で売れる。消費税8%分の40万円が儲かる。

消費税が上がれば上がるほど儲けも増えるため、なんとか日本に金を持ってこようとする悪い人が増えるというわけだ。これは当然犯罪であり、金の密輸で捕まると懲役5年以下もしくは500万円以下の罰金という厳しい処罰が待っている。

2017/11/22

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カテゴリー「生活・科学

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