皇室の女性たち行きつけの「与儀美容室」

2018年(平成30年)に結婚式を迎える眞子さまや写真集が異例の人気となった佳子さまをはじめ、皇室の女性たちのヘアメイクを70年にわたり手がけてきた美容室がある。

可憐なるプリンセス 佳子さま (別冊週刊女性)
画像元:Amazon

その美容室は東京・虎ノ門にそびえ立つホテルオークラ東京の別館2階にある「与儀美容室」である。店内は皇室に関わるだけあって、とてもラグジュアリーな空間となっている。しかも、ここで働いているは他の店で経験を積んだトップスタイリストばかり。さらに、美容室の奥にはVIP専用の個室が8部屋ある。

与儀美容室は裏方から皇室を支える「なくてはならない存在」で、皇室の方に顔の向きを指示できる唯一の職業と言っても過言ではない。与儀美容室・3代目の与儀育子さんによると、皇室の方のヘアスタイルは基本的に「おまかせ」されているとのこと。これが何より皇室から信頼を得ている証拠でもある。

1993年(平成5年)、雅子さまのご成婚パレードの時のヘアメイクを手がけたのも与儀美容室である。この時は初代で祖母の与儀八重子さんと2代目で母の与儀みどりさんが担当した。その当時、雅子さまとの面識がなかったため、雅子さまが出ている雑誌を集めて、色々な角度からヘアスタイルを研究した。実はパレードはヘアメイクが最も難しく、髪型が崩れやすい屋外にも関わらず、パレード中は一度も手直しが出来ない。そこで、当時、髪の毛が長かった育子さんで毎晩のように八重子さんとみどりさんが練習していたという。その結果、30分間オープンカーで風を受けながらも髪は一切乱れることはなかった。

さらに、天皇皇后両陛下に結婚の報告を行った「朝見の儀」では、雅子さまは皇后陛下から譲られた立派なティアラをお付けになっていたが、そのような中で行われた90度近い最敬礼でもティアラはずれることなく、髪の毛は乱れることもなかった。

与儀美容室の徹底した「美」への取り組みと「気品」を重んじる教育、その精神は人気の「シャンプーセット」にも息づいている。このシャンプーセットを毎日しに来るお客さんもいるほど人気で、その値段は1回ショート5,500円/ロング7,000円となっている。ロングではシャンプー25分、ブロー15分、セット20分と合計1時間もかけて丁寧に行われる。

気品を大切にする与儀美容室では、髪のことを「お髪」と呼ぶ。時代が移り変わっても気品が溢れる髪型のため、言葉遣いや立ち居振る舞いにおいても品格を身に付けられるように普遍的な教育をしている。

リンク:与儀美容室

2018/01/08

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カテゴリー「歴史・文化

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