海王星の日(9月23日 記念日)

1846年のこの日、ドイツ・ベルリン天文台のヨハン・ガレ(Johann Galle、1812~1910年)が望遠鏡を用いて「海王星」を発見した。

海王星

1781年の天王星の発見以降、その軌道がニュートンの天文力学に合わないのは、その外側にさらに惑星があるためだと考えられていた。そのため、いろいろな科学者が天王星の軌道の乱れなどを元に未知の惑星の大きさや軌道・位置を計算した。

そして、フランスのユルバン・ルヴェリエ(Urbain Verrier、1811~1877年)が計算で予言した場所にガレにより新しい惑星が発見された。一方で、イギリスのジョン・アダムズ(John Adams、1819~1892年)もその場所を突き止めていたため、現在ではガレとルヴェリエ、アダムズは3人とも発見者とされている。

海王星について

海王星(Neptune)は、太陽系の太陽に近い方から8番目の惑星である。太陽系惑星の中では最も太陽から遠い位置を公転している。名称の「Neptune」は、ローマ神話における海神「ネプトゥーヌス」にちなむ。

海王星の直径は49,528kmで、これは地球の3.88倍に相当する。巨大な氷惑星で、太陽から非常に離れているため、わずかな熱しか受けていない。表面の温度は約50K(約-223℃)である。しかしながら、中心部の温度は、約5,400K(約5,127℃)と熱を持つ。大気の構成は、水素80%・ヘリウム19%・メタン1.5%となっている。

リンクWikipediaコトバンク

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カテゴリー「9月の記念日」「今日は何の日

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