フィギュアスケートにおける競技者の華やかな衣装もルールで縛られている。規定に違反していると、競技中の転倒と同じ1点の減点になる。
国際スケート連盟(ISU)では衣装デザインについてのルールを定めており、衣装はスポーツ競技用として過度に肌を出したものや裸体を連想させるものは品位を損なうとして禁止している。
衣装に関するルールはかなり細かく、男性はタイツの着用は認められずズボンを着用することとなっている。また、アクセサリーや仮面などの小道具は使用してはならない。他にも、衣装の一部であっても電飾は認められないこと、衣装の装飾が氷上に落ちてはならないことなどが明記されている。
画像元:高橋大輔と衣装
2012年(平成24年)の全日本選手権大会において、高橋大輔は衣装の腕のところに羽根を付けていたが、スピンした時に1枚だけふわっと外れてしまい、1点減点となった。フィギュアスケートは1点以下で競う時もあるため、1点減点はかなり大きいものである。
2018/1/2
カテゴリー「スポーツ」