SUZUMOの日(1月5日 記念日)

東京都中野区中野に本社を置き、寿司ロボットやご飯盛付けロボットなどの米飯加工機器を製造・販売する鈴茂器工(すずもきこう)株式会社が制定。

世界初の寿司ロボットは、同社の創業者・鈴木喜作(すずき きさく、1932~2005年)が当時の減反政策による米の消費低下を懸念して「米の消費を拡大したい」との強い想いから開発したもの。この功績から「想いを持ってチャレンジすることの大切さ」と「パイオニア精神を持ったチャレンジャー達」を称えることが目的。

SUZUMOの日

日付は鈴木喜作の誕生日である1932年(昭和7年)1月5日から。記念日は2025年(令和7年)3月14日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

鈴茂器工

鈴茂器工株式会社は1961年(昭和36年)1月13日に設立した会社。資本金は11億5,400万円、従業員数は連結494名・単体444名(2025年3月末時点)、売上高は連結で145億円1,400万円(2024年3月末時点)となっている。

同社は1981年(昭和56年)に世界初の寿司ロボットを開発し、寿司の大衆化を実現した。2003年(平成15年)にはご飯盛付けロボット(現在の「Fuwarica」)を開発し、常に時代のニーズに応えた革新的な製品を提供している。世界90ヵ国以上での販売実績がある。

食品加工機械メーカーとしてのイメージが強い同社だが、単なる機械メーカーにとどまらず、市場やお客様の変化に先駆け、食産業のニーズや社会課題を解決するソリューションを創造し提供する。

同社の創業者・鈴木喜作は静岡県の出身。寿司ロボットを発明して食品業界の自動化に貢献した。機械の開発だけではなく、新規メニューの提案などユニークなアイデアを多数残した。1987年(昭和62年)に黄綬褒章を受章、2003年(平成15年)に勲五等雙光旭日章を受章。

関連する記念日として、同社は2月8日を「Fuwaricaの日」、7月3日を「寿司ロボットの日」に制定している。Fuwarica(ふわりか)の名前は、熱々のご飯をパラパラとやわらかく、まるで粉雪のようにふっくらと盛り付けることができることに由来する。

リンク鈴茂器工Wikipedia

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「1月の記念日」「今日は何の日

関連記事