東京都中央区銀座に事務局を置き、電子決済の利用により現金を使わないキャッシュレス化の推進を行う一般社団法人・日本キャッシュレス化協会が制定。
日付はキャッシュレス=現金ゼロ(0)で現金を使わないの意味から毎月0(ゼロ)の付く日に。
スマートフォン決済・クレジットカード決済などよるキャッシュレス化を推進することが目的。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
毎月0(ゼロ)の付く日は10日・20日・30日で、2月が30日がないことから年間で計35日となる。この日にはキャッシュレス化に積極的に取り組む店舗を日本キャッシュレス化協会認定の「キャッシュレス化推進店」として選定・表彰するなど、キャッシュレス化の意義を広く周知する。
ただし、これらの情報は2018年(平成30年)9月時点での情報であり、2021年(令和3年)10月時点で「キャッシュレスの日」は日本記念日協会の認定記念日としては確認できない。
また、日本キャッシュレス化協会のWebサイト「https://www.cashless-japan.or.jp/」もリンク切れとなっている。
キャッシュレス化は現金や財布を持つ必要がなくなり、紛失や盗難などの不安を解消し、支払いにかかる時間を短縮する、ポイントの還元で得をするなど様々なメリットがあると言われる。
先進国の多くでキャッシュレス決済比率が40~50%を上回るなど、全世界的にキャッシュレス化が進む中、日本のキャッシュレス決済比率はいまだ20%程度に留まっており、先進国の中でもかなり遅れをとっている。
この状況を受け、経済産業省では2018年4月に「キャッシュレス・ビジョン」を策定、2025年までに日本におけるキャッシュレス決済比率を40%程度に引き上げることを目指す「支払い方改革宣言」を発表し、国を挙げてキャッシュレス化推進に乗り出している。
リンク:経済産業省