東金(とうがね)の日(10日金曜日 記念日)

千葉県東金市に事務局を置き、東金市で事業を営む企業・団体で構成される東金商工会議所が制定。

東金商工会議所

日付は「10日(とうか)が金曜日となる日」の語感や字面が「東金(とうがね)」と似ていることから「10日金曜日は東金(とうがね)の日」とした。

千葉県にある東金の名前は、江戸幕府開闢(かいびゃく:国の始まり)前に徳川家康がこの地に鷹狩りに来るときの文書に「東金に行く」との記述があり、元は戦国時代に酒井氏が城を構えた際に東金の地名が登場する。

この由緒ある地名を、記念日を通して全国に知らせることで東金の商工業の振興を図るのが目的。

「10日金曜日は東金(とうがね)の日」は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同年9月には記念日登録証の授与式が東金商工会館で行われた。

記念日「10日金曜日は東金(とうがね)の日」の日付は年によって異なり、近年では以下の通り。

  • 2025年1月10日(金)
  • 2025年10月10日(金)
  • 2026年4月10日(金)
  • 2026年7月10日(金)

東金市は、千葉県の中東部に位置する。1954年(昭和29年)4月1日、源村の一部と福岡村の一部を編入のうえ市制を施行し、東金市となる。都市雇用圏における東京都市圏であり、東金商圏を形成する準商業中心都市。地方拠点都市に指定されている。

同市の面積は89.12平方キロメートル、人口は2025年(令和7年)5月1日時点で56,802人。市の木はラカンマキ、市の花はソメイヨシノ、市の歌は東金市民歌(1965年制定)となっている。

八鶴湖・最福寺
八鶴湖・最福寺

江戸時代には徳川将軍家(徳川家康・徳川秀忠)が八鶴湖(はっかくこ)へ鷹狩りに訪れ、東金御成街道・東金御殿などを整備し、宿場町・問屋街として栄えた。

東金の由来は「鴇が根」に由来するといわれる。同地にある最福寺(さいふくじ)境内の山嶺が鴇(とき)の頭に似ていることから「鴇ヶ峯」と称され、「トウガネ」に転訛し「東金」と言うようになったと伝えられる。

市章
東金市章

東金市の市章は1953年(昭和28年)9月27日に制定された。その形は、東金の「と」を2字組合せた円型で、円は合併による人の和と団結を示し、6枚の翼は市の飛躍発展を表している。

リンク東金商工会議所Wikipedia

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カテゴリー「1月の記念日」「今日は何の日

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