日本ソムリエ協会が1994年(平成6年)に制定。
日付は「ワイン」をフランス語では「vin(ヴァン)」と呼び、この発音が数字の「20」を意味するフランス語の「vingt(ヴァン)」と似ていることから。なお、日本で一般的に使用される「wine(ワイン)」は英語である。
上記のような内容を記念日に関する書籍やインターネットにて確認することができるが、現在の一般社団法人・日本ソムリエ協会の公式サイトでは毎月20日の「ワインの日」の情報は掲載されていないようである。
一方で、ワインを販売・提供する店などでは、この日にワインの割引を実施したり、ワインに関する情報を発信するなどの取り組みを確認することができる。
「ワイン」とは、主にブドウの果汁を発酵させたアルコール飲料・酒である。「葡萄酒(ぶどうしゅ)」とも呼ばれる。日本の酒税法では「果実酒」に分類される。
ワインは世界で最も多くの地域で飲用されているアルコール飲料の一つであり、「赤ワイン」「白ワイン」「ロゼワイン」の3種類に分類される。これらはワインの色に由来し、「ロゼ(rosé)」はフランス語で「ピンク色」を意味する。その他に、フランスでは「シャンパン(champagne)」と呼ばれる「発泡ワイン(スパークリングワイン)」などがある。
ワインはブドウの果実が自然発酵することにより容易にできることから、その歴史はとても古く、紀元前5000年頃にはワインが造られていたとされる。ワイン発祥の地の一つとしてジョージア(グルジア)が挙げられ、ブドウやワインの産地として有名である。
ヨーロッパ周辺地域においては歴史上古くからワイン造りが行われており、代表的な産地はフランスやイタリア、スペインなどであり、名だたる高級ワインを生産している。また、ドイツやオーストリア、ポルトガルの他、ワインの生産量で見るとアメリカやアルゼンチン、中国が上位に入る。
日本では主にこれらの国からワインを輸入しているが、ブドウの産地である山梨県や長野県を中心として、国産ワインも生産されている。国産ブドウを使って国内で醸造されたワインは「日本ワイン」と表示することができる。
ワインに関連する記念日として、2月2日は「南アフリカワインの日」、4月28日は「ドイツワインの日」、6月2日は「イタリアワインの日」、9月8日は「スペインワインの日」、10月20日は「HelloWineの日」、毎月20日は「信州ワインブレッドの日」、11月の第3木曜日は「ボジョレーヌーヴォー解禁日」となっている。