ドイツワイン愛好家の育成と愛好団体の支援、ドイツワインの普及啓発などを目的に活動する日本ドイツワイン協会連合会が2012年(平成24年)に制定。
日付は「German Wine」と「Golden Week」の頭文字が同じであることから、ゴールデンウィーク(GW)に入る前日の4月28日を記念日とした。
記念日は2012年に「日独友好150周年」を迎えたことを記念したもの。ゴールデンウィークを「ドイツワイン週間」と位置付けている。
記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日には同連合会が主催する「ドイツワインの日」ワインパーティが開催される。
日本ドイツワイン協会連合会は現在、一般社団法人・日本ドイツワイン協会連合会となっている。同連合会は1992年(平成4年)5月2日に設立した団体で、東京都千代田区麹町に事務局を置く。
ドイツは、寒冷な気候であり、ブドウの栽培ができる北限とされる。そのため、ブドウの栽培は南部の暖かい地方に限られ、主にフランスに近いライン川やその支流沿いでワインが生産されている。
ドイツで生産されるワインは、白ワインが圧倒的に多く、有名である。その厳しい気象条件のため、黒ブドウは十分に色付くことができず、数少ない赤ワインも、気候に恵まれた地域のものと比べると、より色が薄いものが多い。
しかし、緯度が高いことを利用して、夏季に穏やかな日照時間を長く取ることによって、独特な酸味や凝縮された果実味があるワインが造られる。
関連する記念日として、毎月20日は「ワインの日」、6月2日は「イタリアワインの日」、9月8日は「スペインワインの日」、9月9日は「カリフォルニアワインの日」となっている。
リンク:日本ドイツワイン協会連合会