1895年(明治28年)のこの日、京都で日本初の路面電車が塩小路東洞院~伏見町下油掛(後の京橋)間6.4kmで営業を始めた。
初期の市電は「電車の先走り」という小学校を卒業したばかりの少年を運転手の側に配置し、停車の度に前後の安全を確認していた。少年は時速10kmの電車の前を大声で、「電車が来まっせ!危のうおまっせ!」と叫びながら走って電車が通ることを知らせていた。
京都市電は、京都市交通局が運営していた路面電車である。1895年(明治28年)に京都電気鉄道によって日本最初の一般営業用電気鉄道として開業され、1912年(明治45年)の市営路線開設、1918年(大正7年)の全面市営化を経た後、1978年(昭和53年)9月30日限りで全廃された。
東京の市電は1903年(明治36年)8月22日に東京電車鉄道が新橋~品川で営業を開始した。これにちなんで、8月22日は「チンチン電車の日」となっている。また、この日は別に、「ろ(6)でん(10)」(路電)と読む語呂合わせで6月10日は「路面電車の日」となっている。
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