東京都中央区日本橋浜町に事務局を置き、ITコーディネータ(ITC)の資格認定・育成カリキュラムの策定・研修などを行う特定非営利活動法人ITコーディネータ協会が制定
日付は同協会が発足した2001年(平成13年)2月1日から。
同協会は経済産業省推進資格「ITコーディネータ資格」制度を運用しており、全国で活動するITコーディネータとの一体感の醸成と活動の活性化、その存在を広く知ってもらうのが目的。
記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。記念日の2月1日にはITコーディネータの人々とオンラインでディスカッションなど交流を図るイベントを企画開催する予定である。
ITコーディネータ(Information Technology Coordinator:ITC)は、企業存続や組織の成長のために、変革構想立案からシステム導入・評価改善までを一貫して推進・支援し、IT経営とDXを実現するプロフェッショナル人材である。経営理念の達成に向けて、様々な経営課題と向き合い、ITを利活用してビジネスの変革を図り、DXを推進する役割を担う。
DXは、デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)の略。直訳すると「デジタル変革」という意味になり、デジタル技術で社会や生活の形を変えることを指す。
日本の中小企業や団体がITを経営の力として生産性を高め発展することはますます重要性を増している。経営者と対話しながら、経営戦略のなかでITをどのように活用するかを経営者とともに考えるITコーディネータを育成し、活躍の場を広げることは、活力ある日本の未来をつくり、国際競争力を維持するために極めて重要な取り組みである。
この認識のもと、ITコーディネータ協会はITコーディネータの資格認定・育成カリキュラムの策定・研修、ITコーディネータと経営者などとのマッチング、ならびにITの利活用に関する研究・啓発活動を行い、広く公益の増進に寄与することを目的とする。
リンク:ITコーディネータ協会、Wikipedia