静岡県浜松市中区に本社を置き、教育楽器・ハーモニカ・メロディオン・ハモンドオルガンなどの製造・販売を行う株式会社鈴木楽器製作所が制定。
日付は同社の設立年月の最初の日である1954年(昭和29年)2月1日から。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
1961年(昭和36年)の誕生以来、長きにわたり子どもから大人まで楽しめる楽器の鍵盤ハーモニカ(ケンハモ)「メロディオン」を愛してくれた人への感謝と、これからも多くの人に吹いて頂きたいとの思いが込められている。
同社は「音楽の夢」を皆様に届けるために、主に教育楽器の開発・製造などを行いながら、生活の場に密着した音楽文化の普及活動にも力を注いでいる。また、同社のテーマである「創造する心」をモットーに、緻密な設計と繊細な技術で確かなクオリティを目指している。
同社のケンハモ「メロディオン」は、豊富なバリエーションが魅力であり、一般的に音楽の授業で使用されているアルト音域の「メロディオン アルト」や、澄んだ高音が特長のソプラノ音域の「メロディオン ソプラノ」、低音を担当するバス音域の「メロディオン バス」などの商品がある。
ケンハモは教育楽器として定着した一方、表現力が豊かな楽器としてプロ奏者も使うようになってきている。特に近年では、楽器メーカーが「大人用」のモデルを続々と開発し、ケンハモの教室も増えている。