一般社団法人スマートウエルネスコミュニティ協議会、日本老年学会、一般社団法人日本老年医学会、日本サルコペニア・フレイル学会の4団体が共同で制定。
日付は2月1日を「201」として「フ(2)レ(0)イ(1)ル」と読む語呂合わせから。記念日を通してフレイルの概念、予防の重要性を多くの人に認識してもらい、健康長寿社会の実現を図ることが目的。記念日は2020年(令和2年)に一般社団法人日本記念日協会により認定・登録された。
「フレイル」とは、従来「虚弱」と呼ばれていたものを身体の虚弱だけでなく、口腔、心、社会参加などそれぞれに、また複合的に生じる要介護に向かう加齢変化を総合的に取りまとめる幅広い概念として、日本老年医学会が2014年(平成26年)に提唱したものである。
分かりやすく言うと「加齢により心身が老い衰えた状態」のことを意味し、「健康な状態と要介護状態の中間」に位置する。「フレイル」という言葉は「虚弱」を意味する英語「Frailty(フレイルティ)」に由来する。
スマートウエルネスコミュニティ協議会(SWC協議会)は、従来の健康・医療に関するアプローチのみならず、まちづくり、スポーツなど多様な要因に目を向け、産官学の幅広い叡智を集めて課題解決する組織として2015年(平成27年)に設立された。
SWC協議会では、健康づくり無関心層を半減させることを目標に、①インセンティブ制度・ビジネス分科会、②健幸アンバサダー・人材育成分科会、③AI・情報銀行データ利活用分科会、④スポーツ・レガシー分科会、⑤まちづくり分科会、⑥地域健幸ビジネス分科会、⑦動脈硬化予防啓発分科会、の7つの分科会で、テーマ毎の切り口により、有効施策を調査研究し、政策提言に繋げる諸活動を行っている。