大阪府枚方市で「プレコ暮らし」のハンドルネームでクリエイター活動を行っているプレコデザイナーが制定。
「プレコ」とは、正式名称「プレコストムス(Plecostomus)」というアマゾン川に住む不思議な見た目をしたナマズの仲間の淡水魚。「プレコ」は学問的な分類に基づいた名称ではないが、一般的にはこの呼称が定着している。
日付は「プ(2)レ(0)コ(5)」と読む語呂合わせから2月5日を記念日に。
異なる形状で様々な柄を持つ「プレコ」の魅力をより多くの人に知ってもらい、認知度向上を図ることが目的。記念日は2025年(令和7年)1月11日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
記念日の通称は「プレコの日」である。毎年2月5日は「プレコを愛でる1日にしよう」と呼び掛けている。
「プレコ暮らし」はプレコの魅力にとりつかれ、プレコを愛する者。「プレコの可愛さを皆さんに知ってもらいたい!」その一心で立ち上げたのがWebサイト「プレコ暮らし.com」である。プレコ暮らし.comではプレコに関する商品の販売やプレコのPR活動を行っている。プレコのLINEスタンプも制作・販売している。
「プレコ」は、生物学上ではナマズ目ロリカリア科に属する。多種多様な熱帯の魚「プレコ」は世界で約500種存在する。見た目も千差万別でバラエティに富むのが魅力の一つ。一般的にはコケ取りの魚として知られている。
10cm以下の小型の種類から、1mを越える大型の種類まで大きさは多様。アマゾン川を中心とした南アメリカの熱帯域に分布する。水の流れの強い渓流のような環境に生息するものが多いが、流れの弱い下流域や止水に生息する種類もいる。
鎧のように固くザラザラした鱗(うろこ)と、岩などに吸いつくことができる吸盤状の口が特徴である。体型は水流を受け流すために腹部が平らな流線型をしていることが多い。胸びれの付け根には鰓(えら)があり、雄は鰓蓋や胸びれにトゲが発達する。
産んだ卵を守る性質があることから稚魚の生存率が高く、水質の悪化にも強い。体色や模様にはバリエーションが多く、観賞用の熱帯魚として人気が高い。吸盤状の口でガラス面や流木などのコケ(付着する藻類)をこそげとるように食べる。
リンク:プレコ暮らし.com、Wikipedia