ハローベビー・デー（2月23日 記念日）
日本トイザらス株式会社のマタニティ・ベビー用品の総合専門店「ベビーザらス」が制定。
日付は「にん（2）ぷ（2）さん（3）」（妊婦さん）と読む語呂合わせから。妊婦さんから生まれてくる赤ちゃんを連想して記念日の名称を「ハローベビー・デー」に。
プレママ（妊婦さん）・ママ・ベビーが暖かな春の季節に向かいながら1年を通して安心して健やかな生活が送れるようように「ベビーザらス」からエールを送る日。記念日は2021年（令和3年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「トイザらス」と「ベビーザらス」について
トイザらス（Toys“R”Us）は、アメリカ発祥の玩具量販店である。1948年（昭和23年）に当時25歳の創業者チャールズ・ラザラス（Charles Lazarus、1923～2018年）が、戦後のベビーブームを受け、アメリカの首都ワシントンD.C.に、父親の自転車小売店を子ども用家具小売店に作り変え、「Children's Bargain Town」としてオープンしたことに始まる。
その後、1957年（昭和32年）にラザラスはスーパーマーケット型の販売モデルを導入し、2号店のオープンに合わせ、店名を「Toys“R”Us」と改めた。その名前は「Toys are us.（おもちゃのことなら私たちに）」という意味である。1991年（平成3年）、茨城県稲敷郡阿見町にトイザらス日本1号店となる「トイザらス 荒川沖店」（2008年8月に閉店）がオープンした。
ベビーザらス（Babies "R" Us）は、トイザらス社が運営する店で、1996年（平成8年）にニューヨーク州ウェストベリーに1号店がオープンした。その後、アメリカ国内に200以上の店舗を展開している。
日本のベビーザらスは、トイザらス店舗と同様に日本トイザらス株式会社が運営する。国内の競合チェーンと比べると、1店舗あたりの売場面積が広く、通路などがゆったりしているのが特徴である。
1997年（平成9年）、福岡県糟屋郡新宮町にある「トイザらス 新宮店」（2004年2月に閉店）内に初めて「ベビーザらスコーナー」が作られ、独立店舗としては2002年（平成14年）にオープンした千葉県浦安市の「ベビーザらス 新浦安店」が1号店となる。2017年（平成29年）7月末時点で、日本国内に109店舗を展開している。
関連する記念日として、日本トイザらス株式会社は「いい（1）にん（2）ぷさん（3）」（いい妊婦さん）と読む語呂合わせと、「ベビーザらス」国内1号店の新浦安店が開店した日に由来して、12月3日を「プレママの日」に制定している。
