俳人・星野立子(ほしの たつこ)の1984年(昭和59年)の忌日。
1903年(明治36年)11月15日に現在の東京都千代田区に俳人・小説家の父・高浜虚子の次女として生まれる。東京女子大学高等学部を卒業。虚子に師事し、初の女性による主宰誌『玉藻』を創刊する。
『ホトトギス』同人。杉田久女・中村汀女と共にホトトギスの代表的女流俳人として知られる。また、同時期に活躍した女性俳人の中村汀女・橋本多佳子・三橋鷹女と共に「四T」と称された。
80歳で死去。著書に句集『立子句集』『笹目』などがある。2001年(平成13年)、ゆかりの鎌倉市二階堂に鎌倉虚子立子記念館が開館。2012年(平成24年)、上廣倫理財団により立子の名を冠した星野立子賞が設立された。