埼玉県行田市に事務局を置き、「クレーンゲーム」の普及のために活動を行う一般社団法人・日本クレーンゲーム協会が制定。
日付は3と3を向かい合わせることでクレーンゲームの景品を掴み取るアームの形を想像できることから3月3日としたもの。
日本全国のアミューズメント施設で人気のクレーンゲームを、国内はもとより世界中にさらに広めていくことが目的。記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本クレーンゲーム協会は、日本から生まれた文化である「クレーンゲーム」をもっと広めたいとの思いから2014年(平成26年)に設立された。クレーンゲームの普及や人材育成を行い、アミューズメント業界の発展を目指している。
クレーンゲームとは、景品(プライズ)の獲得を目的にプレイするアーケードゲームまたはプライズゲームの一種である。ゲームセンターやスーパーマーケット、レストラン、映画館など様々な場所に設置されている。
その歴史はテレビゲームより古く、1965年(昭和40年)にはタイトーから「クラウン602」が発売された記録が残っている。また、1970年(昭和45年)の大阪万博では古河パビリオンで「コンピュータ・ハンド・ゲーム」という大型のクレーンゲーム機が出展された。
1985年(昭和60年)にはセガゲームスから「UFOキャッチャー」(正式名:UFO CATCHER)の初代機が発売され、1990年(平成2年)頃になるとアンパンマンやストリートファイターなどの有名キャラクターを用いた専用景品が数々投入され、大ヒットとなった。
クレーンゲームの景品には、ぬいぐるみやフィギュア、キーホルダー、お菓子などがある。また、一般には販売されず、クレーンゲームの景品でしか手に入らない希少価値の高い商品があるのも特徴の一つである。
関連する記念日として、6月24日は「UFOキャッチャーの日」となっている。