残薬をへらす日(3月8日 記念日)

東京都渋谷区円山町に本社を置き、薬局総合ポータルサイト「EPARKくすりの窓口」などの運営を行っている株式会社フリービットEPARKヘルスケアが制定。

日付は「ざん(3)や(8)く」(残薬)と読む語呂合わせから。

薬の「飲み残し」「飲み忘れ」による残薬をへらすための日。医療費削減につながる残薬をへらすことを、病院、薬局、患者に目指してもらうのが目的。医療機関や患者向けのウェブサイトなどで啓発活動を行う。

記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

その後、株式会社フリービットEPARKヘルスケアは株主構成が変更となることを受けて、2020年(令和2年)11月1日より社名が株式会社くすりの窓口に変更された。

残薬について

「残薬」とは、医師から処方された薬を飲み残したり飲み忘れたりして余った薬のことである。残薬は、薬の適正使用や医療費の観点から社会問題の一つとなっている。

厚生労働省によると潜在的な残薬は年間500億円分にも上るとされている。薬はタダではなく、無駄になった薬が国の財政を圧迫しているのが現状である。

残薬の一例
残薬の一例

医療費削減のためにも、薬の管理を患者任せにするのではなく、医師と薬剤師の協力のもと、薬局を中心とした残薬の管理や指導を行うことによる改善が望まれている。

くすりの窓口について

株式会社くすりの窓口は、2004年(平成16年)9月1日に設立した会社で、東京都豊島区池袋に本社を置く。2023年(令和5年)3月31日時点で、従業員数は320名となっている。

くすりの窓口

同社は「ヘルスケア領域に新しい価値を提供する」という企業理念のもと、医療業界及び社会における諸課題の改善のために、新しいサービスの創造・提供を行っている。医療サービスの受け手と届け手、双方が不便さを感じないプラットフォームの実現を目指している。

患者向けサービス「EPARKくすりの窓口」や「EPARKお薬手帳アプリ」では、処方せん待ち時間減少、手帳の忘れ防止、記帳の手間削減など患者の利便性向上に努めてきた。

また、医療機関向けの「みんなのお薬箱」や「みんなの共同仕入サービス」では、医薬品余剰在庫の有効活用、医薬品仕入価格の低減化や受発注管理の電子化・効率化に努め、支持を得ている。

「EPARKくすりの窓口」は、好きな時間好きな薬局で、薬を受け取れる予約サービス「処方箋ネット受付」をはじめ、全国70,000件の薬局・ドラッグストアから好みの条件で店舗を探せる。

リンクくすりの窓口産経ニュース

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カテゴリー「3月の記念日」「今日は何の日

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