みすゞ忌(3月10日 記念日)

童謡詩人・金子みすゞ(かねこ みすず)の1930年(昭和5年)の忌日。

金子みすゞ

みすゞの墓がある仙崎の遍照寺では「みすゞ忌」法要が行われる。

金子みすゞについて

1903年(明治36年)4月11日に山口県大津郡仙崎村(現:長門市仙崎)に生まれる。本名はテル。郡立大津高等女学校(現:山口県立大津緑洋高等学校)を卒業。

10代半ばから詩を作り始める。同県下関市に移り住んだ1923年(大正12年)の20歳頃から雑誌『金の星』『童話』などに詩を投稿する。西條八十から「若き童謡詩人の中の巨星」と称賛され、童謡や詩を多数発表する。

しかし、結婚後に夫と不仲になり、夫から詩作を禁じられ断筆。さらに、夫から病をうつされ離婚が決まり、26歳の若さで自ら命を絶った。代表作には「私と小鳥と鈴と」「大漁」などがあり、500編余りの作品を綴ったとされる。

現在では「私と小鳥と鈴と」が小学校の国語教科書に採用されることも多い。また、みすゞの生誕100年目にあたる2003年(平成15年)4月11日には生家跡に「金子みすゞ記念館」が開館し、直筆の詩作のメモなどが展示されている。

リンクWikipediaコトバンク金子みすゞ記念館

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カテゴリー「3月の記念日」「今日は何の日

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