銀座ものひと繋ぎ植樹記念日(3月14日 記念日)

2020年(令和2年)4月にコロナ禍で人がいなくなってしまった銀座の街を盛り上げることを目的に、銀座で営業する商店や企業などで結成された「銀座ものひと繋ぎプロジェクト」が制定。

銀座もの繋ぎプロジェクト

コロナ収束後は銀座にゆかりの人々からの「銀座への想い」の発信や、数々のイベントを通じてその収益を銀座の街へ寄付している。銀座の人と人との大切な繋がりを再確認できる日。

銀座ものひと繋ぎ植樹記念

日付は2024年(令和6年)3月14日に、その売り上げで銀座に桜(マイヒメ)を植樹したことを記念して3月14日を記念日としたもの。記念日は2024年10月10日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

「銀座ものひと繋ぎプロジェクト」は、新型コロナウイルスの影響による苦境を街の絆で乗り越えていこうと、和菓子店「木挽町よしや」三代目・斉藤大地(さいとう だいち、1985年~)の呼び掛けで始まったプロジェクトである。銀座の店舗がそれぞれの商品を交換し合う様子をSNSで紹介し、地域や街、商品や人の魅力をPRした。

2020年8月には、100社達成を記念し「UNIQLO TOKYO」にて銀座にゆかりのあるアーティスト・高橋信雅(たかはし のぶまさ、1973年~)の「銀座の街の絵」と「もの繋ぎ100社のロゴ」をデザインしたチャリティTシャツ「もの繋ぎUTme!」が発売。多くのメディアでも取り上げられ話題となった。

同年12月には、松屋銀座8階イベントスクエアにて「もの繋ぎプロジェクト展」が開催。「老舗のどら焼きがコロナ禍で銀座の輪を広げ、チャリティTシャツになるまでのストーリー」と「参加企業100社」の紹介、「物々交換の品」が展示された。

2021年(令和3年)1月、プロジェクトに心を動かされた銀座出身の演出家・宮本亞門(みやもと あもん、1958年~)とともに「ものからひとへ、想いを繋ぐ」をテーマに、銀座にゆかりのある人と人を繋ぎ、彼らからのメッセージを日々発信する「銀座ひと繋ぎプロジェクト」を開始。SNSなどで銀座の魅力を発信した。

その他にも様々なイベントや企画を行い、銀座の人やものをアピールしてきた。そんな中「鎌倉」や「浅草」「日本橋」など、他の地域でも「もの繋ぎプロジェクト」が展開、普段ではできない独自のコラボ企画が数多く生み出され、さらなる広がりを見せている。

銀座ひと繋ぎプロジェクト

同プロジェクトの活動の中で「銀座ひと繋ぎプロジェクト」のロゴとロゴタイポも制作された。コンセプトは「日はまたのぼる」で銀の輪と日ノ丸が繋る図案となっている。

リンク銀座ものひと繋ぎプロジェクトInstagram

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カテゴリー「3月の記念日」「今日は何の日

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