LPレコードの日(3月20日 記念日)

1951年(昭和26年)のこの日、日本初のLPレコードがレコード会社の日本コロムビア株式会社から「長時間レコード」の名前で発売された。

LPレコード(25cm)
LPレコード(25cm)
画像元Wikipedia

この日とは別に、11月3日が日本レコード協会により制定された「レコードの日」となっている。「レコードの日」の日付は、「レコードは文化財」という考えから「文化の日」に由来している。

リンク日本コロムビア

LPレコードについて

LPレコードは、毎分約33回転(33 1/3rpm)、標準は直径12インチ(30cm)で収録時間は30分である。直径10インチ(25cm)のものもある。それまでの材質がシェラック(樹脂)のSP盤(Standard Play)に対し、素材がポリ塩化ビニールとなったことで、丈夫で薄く軽くなり高密度で長時間の録音が可能になった。

長時間の再生できるので、LP盤(Long Play)と呼ばれる。また、在来レコードより音溝(グルーヴ)が細いことからマイクログルーヴ(microgroove)、回転数から33回転盤とも呼ばれる。長時間の記録できることから、クラシック曲の収録やアルバムとして使用された。

世界で初めてLPレコードの量産・商品化に成功したのはアメリカのコロムビア・レコード社で、1948年(昭和23年)に世界初のLPレコードが発売された。アメリカやイギリス、日本など各国のレコード会社もこれに続き、LPレコードは普及が進み、遂には世界のアナログ盤の標準媒体の1つとなった。

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カテゴリー「3月の記念日」「今日は何の日

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