東京都中央区銀座に本店を構え、首都圏を中心に全国に400店舗以上の洋菓子店を展開する株式会社銀座コージーコーナーが制定。
日付は3と9で「ミ(3)ルク(9)レープ」と読む語呂合わせと、ミルクレープはたくさんの生地を「重ねる」ことから、「重=10」を3と9の間に挟んで3月19日としたもの。
同社の人気商品「ミルクレープ」の美味しさをより多くの人に知ってもらい、食べてもらうことが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社の「ミルクレープ」は、最適な薄さのクレープ生地と、マスカルポーネを使用したまろやかなクリームを何層にも重ねて出来たクレープのケーキで、クレープ生地とクリームが絶妙なバランスの一品である。
「ミルクレープ」は「ミル・クレープ」とも表記され、フランス語では「Mille crêpes」となる。これは「千枚のクレープ」という意味であり、「ミルク」と「クレープ」の合成語ではない。実際には20枚前後のクレープを使うことが多い。
銀座コージーコーナーは1948年(昭和23年)1月に創業した会社で、社名の「コージーコーナー」は「憩いの空間」(cozy=居心地のよい、corner=空間)という意味である。
テイクアウト販売専門のスイーツショップだけでなく特製デザートや食事も楽しめる喫茶室やカフェを併設した店舗など、様々な「憩いの空間」を用意している。
関連する記念日として、「コー(5)ジー(2)コーナー」と読む語呂合わせから5月2日は「コージーコーナーの日」、9の付く毎月9日・19日・29日は「クレープの日」となっている。
リンク:銀座コージーコーナー、Wikipedia