山口県下関市の「下関漁港沖合底びき網漁業ブランド化協議会」が2010年(平成22年)に制定。
1185年(寿永4年)のこの日、長門国赤間関(現:下関市)の壇ノ浦で源平最後の合戦「壇ノ浦の戦い」が行われた。この時、幼い安徳天皇と共に入水した平家の女性たちが連子鯛に化身したという伝承があることから記念日とした。下関で多くの水揚げがある連子鯛をPRすることが目的。
レンコダイ(連子鯛)は、スズキ目スズキ亜目タイ科に属する魚類で、キダイ(黄鯛)のことである。生鮮魚介類として流通する場合などにはレンコダイの名称が用いられ、また、単にレンコとも称される。
画像元:市場魚貝類図鑑
全長40cmに達するが、20~30cm程度が多く、マダイやチダイより小さい。体色は黄色みの強い赤色で、目から鼻孔・上顎にかけてが黄色であり、背鰭に沿って3対の淡い黄色斑がある。「黄鯛」の名前はこの特徴に由来する。また、群れを作るために底引き網や延縄で漁獲され易く、「連子鯛」の名前は延縄で次々と連なって漁獲される様に由来する。