1947年(昭和22年)のこの日、「教育基本法」と「学校教育法」が公布された。
これらの法律は連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)の占領統治の下、日本国憲法制定後の第92回帝国議会によって制定された。教育基本法は同3月31日に、学校教育法は翌4月1日に施行された。
教育基本法は、日本の教育に関する根本的・基礎的な法律である。現行の教育基本法は、2006年(平成18年)12月22日に公布・施行された。前文では、「たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願う」とした上で、この理想を実現するために教育を推進するとしている。
学校教育法は、日本の学校教育制度の根幹を定める法律である。この法律により、学校制度は小学校6年、中学校3年、高等学校3年、大学4年の「6-3-3-4制」を基本とする単線型学校体系に改められた。学校教育法の精神は公の制度である学校を1つの法律で規定し、教育の機会均等を図ることにある。