推し活の調査研究を目的として株式会社CDGと株式会社Oshicocoの2社が共同で運営する「推し活総研」が制定。
日付は4月4日を「04(オシ=推し)04(オシ=推し)」と読む語呂合わせから。
「推し(推されている人)」と「推している人」の両者が、大好きな気持ちと日頃の感謝の気持ちを届け合うことで、推し活がより幸せに満ちたものになってほしいとの想いが込められている。
記念日は2024年(令和6年)3月15日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「推し活総研」は、推し活と推し活に関連する現代人の消費行動について調査・研究する機関である。推し活層を対象にした独自調査やインタビューを元に、トレンドをいち早く発信する。また、推し活を本質的に捉えるための記事の発信、実際のビジネスの場で推し活の熱量を活用するためのイベントやセミナーも実施する。
推し活はエンタメ業界に限らず、様々な市場に影響を与える新しい生活様式である。多くの企業が推し活を楽しむ人々の熱量と共創したいと考えているのにも関わらず、その実態とあるべき姿、進むべき方向について論じられることはこれまであまりなかった。
そこで「推し活総研」は、推し活が新しい文化および市場として、消費者にとっても企業にとってもサステナブルに発展していくことを目指し活動する。データと定性的な調査をもとに発信を継続し、推し活とそれを取り巻く社会全体に貢献できるよう努めていく。
2025年(令和7年)1月に「推し活総研」は「推し活実態アンケート調査」を行ったところ、「推し活をしている」と回答したのは全体の16.7%だった。人口換算すると日本での推し活人口は約1384万人となり、前年より250万人増となった。性別では女性のほうが推し活をしている割合が高いという結果だった。
推し活への出費は平均1人あたり年間約25万円という結果であり、日本全体では1年間で約3.5兆円が推し活に使われると算出された。推し活は若者の文化というイメージがあるが、推し活は日本社会にますます浸透し、多様な世代や性別に広がりを見せている。
関連する記念日として、「1104」で「いい(11)推し(04)」と読む語呂合わせから11月4日は「いい推しの日」となっている。