音健の日(4月7日 記念日)

東京都品川区北品川に事務局を置き、うたと音楽のチカラで健康な社会を支援する一般社団法人・日本音楽健康協会(略称:音健協)が制定。

日付は世界保健機関(WHO)の設立された日であり、同機関が定めた「世界保健デー」から4月7日としたもの。

うたを歌う子どもたち

「音健」とは「音楽で健康になる」ということで、うたと音楽の持つ本質的な楽しさは趣味や娯楽にとどまらず、健康の維持や心と身体の機能の改善にも大きな効果が見込まれている。この「うたと音楽」のチカラで高齢者から子どもたちまで、全ての世代に楽しみながら元気に生活してもらうのが目的。

記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

日本音楽健康協会のロゴ

日本音楽健康協会(Japan Music Health Association)は2014年(平成26年)7月8日に設立した団体。同協会は「うたと音楽」の持つ力が、心と身体の健康に寄与することを学術的に研究し、その証左を「福祉・健康・教育」の領域において積極的に展開し、普及・啓発活動を通じ広く社会に貢献することを目的とする。

うたと音楽には不思議なチカラがある。同協会は音楽・体操・運動・映像・歌唱など心と身体の健康に役立つたくさんのコンテンツを研究・開発している。その上で、そのコンテンツを活用できるインストラクターも育成している。

最新の研究では「うたと音楽」の持つ本質的な“楽しさ”が、介護予防などの取り組みにおける継続率の向上に役立つこと、さらに「体操・運動・歌唱」を付随させることで「運動・口腔・認知」といった生活総合機能の維持・改善に大きな効果があることが分かっている。

また、「うたと音楽」の“楽しさ”は、世代を超えたコミュニティ形成をはかる上でも効果的で、仲間と一緒に歌うことで心身の元気を取り戻し、音やリズムに合わせることで楽に体を動かせるようになる。「うたと音楽」の持つ力、それは“楽しく継続できる力”である。

関連する記念日として、同協会は国民の祝日「文化の日」である11月3日を「国際健康カラオケデー」に制定している。

リンク日本音楽健康協会

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カテゴリー「4月の記念日」「今日は何の日

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