タネの日(4月10日 記念日)

東京都文京区本郷に事務局を置き、種苗(しゅびょう)会社のサポートを通じて野菜・花卉・牧草などの優良種子の供給、品種の開発などを促進する一般社団法人・日本種苗協会が制定。

日付は「種」が英語で「seed」(シード)なので、「シー(4)ド(10)」と読む語呂合わせから4月10日を記念日としたもの。

タネ

野菜や花の生産の起点となる種子についての理解を深めることが目的。種に関する様々なイベントを開催することで種の大切さを知ってもらいたいとの願いが込められている。

記念日は2024年(令和6年)11月7日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

日本種苗協会

日本種苗協会は全国種苗業者連合会を前身として1973年(昭和48年)に設立した団体。その役割は、種苗会社をサポートすることにより野菜・花卉・牧草などの優良種子の供給、品種の開発などを促進し、日本の農業ひいては、国民全体の生活水準の向上を図ることである。

正会員は2024年4月1日時点で905名、賛助会員は45名となっている。日本の園芸農作物などの生産の振興に資することを目的とする。

事業として、園芸種苗の安定生産及び流通に関する調査研究並びに食育に関する普及啓発、情報交換、研修及び審査会の実施、育種技術シンポジウムの開催などを行う。また、「種苗界」などの種苗関連資料の刊行も行う。

種苗界

同協会の食育推進プロジェクトでは「食の生産」に焦点を当てた「食育」を推進し、子供たち自身が野菜を栽培・収穫・調理して食することで、「食」を自ら育み食することの楽しみと喜び、食べ物に対する感謝の心を伝えている。

毎日食べる一般的な野菜のタネや花のタネは種苗店で買える。一粒のタネは遺伝情報がぎっしりとつまった生物。森の巨木も、もとをただせば一粒のタネから芽ばえたもの。小さな草も一粒のタネから生育したものである。

タネは植物学的には胚珠(はいしゅ)の発育したもの。農業上で一般的にタネと言われるものは生育のもとになるものを総称している。必ずしも植物学上の種子とは一致しない。

リンク日本種苗協会Wikipedia

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カテゴリー「4月の記念日」「今日は何の日

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