作詞家・作曲家・プロデューサーの中村泰士(なかむら たいじ、1939~2020年)氏が2001年(平成13年)に制定。
日付は「シ(4)ニ(2)ア(8)」と読む語呂合わせから。
大人として自信を持ち、自分なりの価値観で生活を創造する人々を「シニア」と呼ぶ。40代後半から50代後半のシニア世代に共感される音楽やメッセージを発信する日。
「シニアーズデイ」は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。ただし、その後に同協会の記念日登録は終了したようで、2023年(令和5年)9月時点で同協会の認定記念日としては確認できない。
本来、シニア(Senior)とは、年長者、上級者、先輩の意味で「尊敬の念」を含む。そこでシニアという言葉本来の意味を取り戻し、成熟した大人たちが胸を張って、自分たちに自信と誇りを持ってもらいたいとの思いが込められている。やさしく勇気と誇らしさを後輩たちに向けて表現したいと、この日にイベントを実施していた。
シニアは高齢者のことも意味し、シニア世代などと使う。シニア世代が何歳からの人に対して使われるかの定義は決まっていない。「高齢者」という意味からすると、2017年(平成29年)時点において、「65歳から」がシニア世代であると考えられる。シニア(Senior)の反対語は、ジュニア(Junior)で、年少者、年下の人、後輩、子供の意味。転じて、息子のことも意味する。
関連する記念日として、中村氏は9月17日を「キュートナーの日」にも制定している。