1989年(平成元年)に社団法人「日本の松の緑を守る会」が制定。
1981年(昭和56年)のこの日、初めて「日本の松の緑を守る会」の全国大会が奈良市で開催された。また、5月4日の「みどりの日」に続いて松の緑が最も輝く季節であることにちなむ。日本の代表的な樹木の松をいつまでも大切に保護して行くことが目的。
松の名前の由来は、神が木に宿るのを「待つ」が転じてできたとする説がある。他にも、木に宿る神を「祀る」、冬を含めて長いあいだ緑を「保つ」が転じてできたとする説、葉が「まつ毛」に似ていることに由来する説、葉が二股に分かれていることから「股(また)」が転じたとする説など諸説ある。
日本では古くから神の宿る神聖な木とされてきた。また、冬でも青々とした葉を付けることから、不老長寿の象徴であり、おめでたい樹の「松竹梅」では最上級とされる。正月に家の門に飾る門松には、年神を家に迎え入れるための依り代という意味合いがある。