2012年(平成24年)9月の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「Global Day of Parents」。
世界中の親に敬意を表する日である。また、世界中の全ての場所において、親の子どもへの無欲な献身とその関係を育むために生涯を捧げることに対して感謝を述べる日である。
1980年代以来、家族の重要な役割は増大し、国際社会の注目を集めている。国連総会ではいくつかの決議を採択し、「国際家族年」(International Year of the Family)と「国際家族の日」(International Day of Families)を制定してきた。
この国際デーは、子ども達を育てる中で親の重要な役割を強調し、子どもの成育と保護のための家族の責任を認識させる。調和のとれた個性あふれる子どもの発達のためには、幸福と愛と理解のある家族の中で成長することが大切である。
また、父親と母親が仕事と家族の責任を平等に分担するためには公的支援も必要となる。男女平等の認識に基づいて築かれた家族は、より安定的で生産的な社会に貢献すると考えられている。
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