大阪府大阪市中央区に本社を置く事業コンサルティング企業の株式会社YRK and(ワイアールケイアンド)が制定。
日付は「む(6)こ(5)」(婿)と読む語呂合わせから6月5日を記念日にしたもの。
先代義理父との関り方、資産や法的な問題など、婿の事業承継は困難をともなうことも多いが、少子化社会において婿という選択肢をポジティブにとらえ、婿のチカラで事業承継問題を解決することが目的。
記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
株式会社YRK andは1896年(明治29年)1月21日に創業し、1934年(昭和9年)12月21日に設立した会社。従業員数は180名となっている。事業として、ブランド・コンサルティング、マーケティング・コンサルティング、プロモーション・プランニング、ITサービスなどを手がける。
同社は記念日「婿の事業承継の日」を制定するとともに、2024年6月5日にビジネスサロン「婿経営者会」(通称65会)の設立イベントを開催した。イベントでは日本のファミリービジネスの大きな特徴である婿養子についての特別講演が行われた。
日本の中小企業の65.1%は後継者不足と言われている。同社も歴史ある会社において5代目で初の婿経営者となった。婿として経営に携わる人々が直面する課題や役割は、一般の経営者とは異なり独特のものがある。
義理の家族との信頼関係を築く難しさ、家業を継ぐプレッシャーや責任感、外様として新たな視点や手法を導入する際の抵抗など、日々の経営判断において繊細なバランスが求められる。また、義理の家業を継ぐ上で、既存の伝統や価値を尊重しつつ、持続可能な経営へと進化させるための挑戦がつきまとう。
このような背景から、同じ立場にいる「婿経営者」が集い、互いに相談し合い、知見や経験を分かち合うことで、独自の課題に対する解決策を見出すとともに、より良い経営と家庭のバランスを実現することを目指して「婿経営者会」を発足した。
「職業:婿経営者」を合言葉に掲げ、共に悩みを共有し、知識を深め合い、時に励まし合うことができる仲間がそこにはいる。実際の意見や経験は大きな助けとなり、新しい気づきや視野を広げるチャンスになる。
関連する記念日として、「ム(6)スメ、ム(6)コ」と読む語呂合わせから6月6日は「娘婿を励ます日」、「0820」を「親父(オヤジ)」と読む語呂合わせから8月20日は「親父の日」となっている。
リンク:YRK and