東京都港区港南に事務局を置き、民間団体・研究団体・個人会員によって構成される「ロコモティブ・シンドローム予防推進委員会」が制定。
日付は「ロ(6)コ(5)モ」と「ろ(6)うご(5)」(老後)と読む語呂合わせから。ロコモティブ・シンドローム(略称:ロコモ)の認知度を高め、その予防に関する正しい理解を広めることが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
ロコモティブ・シンドローム(Locomotive Syndrome:運動器症候群)とは、骨・関節・筋肉・靭帯・腱・神経など、体を支え、動かす役割のある運動器が衰えて、「立つ」「歩く」といった動作が困難になり、寝たきりや要介護になる危険が高い状態のことである。
高齢化社会を迎える日本では現在、このロコモティブ・シンドローム該当者と40歳以上の予備軍と推定される人口が合わせて約4700万人存在すると言われている。
今後、さらに高齢化社会が進み、医療・介護などの社会保障の問題や、また、安全・安心な生活を送るための社会環境づくりの面でも、このロコモティブ・シンドロームに対する認知向上や具体的な対策、予防の促進、実行は重要な課題となってくる。
ロコモティブ・シンドロームは、自らの運動器の機能低下に気付き、進行を予防するための運動習慣をできるだけ早い時期からスタートさせることが大切である。
ロコモ予防の運動として「片脚立ち」「スクワット」などが、自宅で簡単・安全に行うことができる。また、毎日の生活の中で、階段を使う、一駅分歩いて通勤・買い物に行くなど、運動の要素を積極的にプラスすることもロコモ予防となる。
リンク:ロコモONLINE