世界最大級のバケーションレンタル企業であるHomeAway株式会社が制定。
日付は2018年(平成30年)6月15日に「住宅宿泊事業法」(民泊新法)が施行されることから。高まるインバウンド需要に対して「民泊」という言葉ではなく、世界市場でよく知られている「バケーションレンタル」(民泊物件、旅館業法簡易宿泊所対象物件全てを含む)という言葉を広めていくことが目的。
インバウンド(inbound)とは、元々は「外から中へ入る、内向きの」という意味の形容詞で、日本では「外国人の訪日旅行」を意味する。記念日は2018年に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社が運営する日本版サイト「HomeAway.jp」は、元々シンガポールに本拠を置くtravelmobが2012年(平成24年)に設立したサービスだが、2013年(平成25年)7月にアメリカのテキサス州オースティンに本拠を置くHomeAwayが買収したことで、HomeAwayファミリーの一部となった。アジア太平洋を中心に、あらゆる旅のスタイル・目的・予算に対応する、数々の物件を提供している。
バケーションレンタル(vacation rental)とは、直訳すると「休暇の賃貸」となるが、日本の「民泊」に相当するサービスで、旅行者などが一般の民家や別荘に宿泊するサービスのことを意味する。欧米で広く行われているサービスで、日本の民泊よりも広い範囲を含む用語である。
バケーションレンタルの施設は、ハワイ・フロリダ・地中海などのリゾート地における別荘や、ニューヨーク・ロンドンなどの大都市におけるコンドミニアムなども対象となる。また、取引の形態も様々であり、個人が所有する資産の活用(C to C型)によるホームステイ・ファームステイや、不動産企業など法人が実施する大規模なレンタル事業(B to C型)も含まれる。
バケーションレンタルではホテル宿泊とは違う過ごし方を体験できる。美味しいレストランに行くのもよいが、キッチンもあるので地元の食材で料理やパーティーをするなど、自由な過ごし方をできるのが特徴である。また、一軒家など広くて快適な部屋に格安で宿泊できるメリットも大きい。