元号の日(6月19日 記念日)

645年(大化元年)のこの日、蘇我氏を倒した中大兄皇子(後の天智天皇)が、日本初の元号「大化(たいか)」を制定した。

以来、現在の「令和(れいわ)」まで248の元号が定められている。元号「令和」は第126代天皇・徳仁(なるひと)が即位した2019年(令和元年)5月1日から現在に至る。

最近の元号としては、「慶応(けいおう)」「明治(めいじ)」「大正(たいしょう)」「昭和(しょうわ)」「平成(へいせい)」「令和(れいわ)」が挙げられる。

元号「令和」の発表

元号について

「元号(げんごう)」は、中国を中心とするアジア東部における紀年法の一つで、一定の年数につけられる名称を指す。中国では漢の武帝の時に「建元(けんげん)」と定めたのが最古である。これは紀元前100年代の出来事である。現在は公的には日本のみで制定・使用されている。

「明治(めいじ)」より前、すなわち「慶応(けいおう)」以前は、天皇の交代時以外にも随意に改元していた。吉事(きちじ:めでたいこと)の際の「祥瑞(しょうずい)改元」、大規模な自然災害や戦乱などが発生した時の「災異(さいい)改元」などがある。改元は一年の途中でも行われ、一年未満で改元された元号もある。

その後、「明治」に改元された時に「天皇一代に元号一つ」という「一世一元の詔(みことのり:天皇の意思を伝える公文書)」が発布され、明治以後は、新天皇の即位時に改元する「一世一元の制」に変更され、現在に至る。

リンクWikipediaコトバンク

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カテゴリー「6月の記念日」「今日は何の日

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