愛知県名古屋市昭和区に事務局を置き、フルーツ&ソープカービングの発展のために活動する「日本フルーツ&ソープカービング協会」の理事長・高阪範子氏が制定。
果物(フルーツ)に専用ナイフで彫刻をする「フルーツカービング」。石鹸(ソープ)に彫刻をする「ソープカービング」。その記念日には、フルーツカービングは太陽の恵みを受けた果物のイメージから、ソープカービングは暑さに向かうこの時期に美しさと香りで爽やかさを表現するイメージから、「夏至」となることの多い6月21日がふさわしいとのことでこの日になった。
フルーツカービング・ソープカービングの普及が目的。それぞれの記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
日本フルーツ&ソープカービング協会では、フルーツカービングやソープカービングを体験できる「一日体験レッスン」の開催や、講師の養成、検定試験の実施などを行っている。
カービング(carving)とは、彫刻のことである。フルーツカービング(fruit carving)は、素材に果物を使用するが、スイカ・メロン・パイナップル・オレンジ・パパイアなどの比較的皮が厚く加工しやすい硬さのものが中心となる。
フルーツカービングの発祥は、約700年前にタイのスコータイ王朝の時代から始まったとされている。タイカービングという言い方があるほどタイでは伝統的な文化の一つである。
タイの宮廷料理として始まったフルーツカービングも、現在ではホテルやレストランなどで料理に添えられたり、ビュッフェスタイルでは美しいディスプレイになるなど様々な場面で見られるようになった。