東京都港区六本木に本部を置く「100万人のキャンドルナイト事務局」が制定。
2001年(平成13年)にアメリカのブッシュ政権の原子力発電を推進するエネルギー政策に抗議して、カナダでは「自主停電運動」が始まった。この運動に呼応して2002年(平成14年)に日本で行われたのが「キャンドルナイト」であった。
以来、参加者が「キャンドルの灯りのもと、豊かな時間を過ごそう」と、いっせいに電気を消す日として様々なイベントが開催されている。
日付を北半球では昼の時間が最も長く、夜が最も短い「夏至」としたのは、太陽や宇宙のことを考え、地球に暮らしていればどこでもやってくる共通の日との意識から。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「キャンドルナイト」のこの日、夜8時から10時の2時間、みんなでいっせいに電気を消し、その代わりにキャンドルを灯す「100万人のキャンドルナイト」を呼び掛けている。あたたかいロウソクの灯りの中で過ごす時間は本当に心地よい。ロウソクの薄明かりでスローな夜を。
ロウソクの灯りで子どもに絵本を読んであげる。静かに恋人と食事をする。ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界の色々な場所で生きる人々のことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことである。それは人間の自由と多様性を思い起こすことであり、文明のもっと大きな可能性を発見するプロセスである。
「キャンドルナイトの日」(夏至)の日付は以下の通り。
リンク:100万人のキャンドルナイト