ラジオ沖縄の人気番組「那覇が好き」のリスナーグループ「那覇が好き友の会」が制定。また、沖縄県那覇市が2001年(平成13年)から実施している。
日付は「な(7)は(8)」(那覇)と読む語呂合わせから。
「那覇が好き友の会」は那覇の人々が手を合わせ、心を一つにして手づくりで町おこしを考えようというコンセプトで推進している。また、那覇市ではこの日に清掃活動などのイベントを行い、官民一体となって那覇を盛り上げる活動を行っている。
さらに、この日には那覇市にある琉球王国の陵墓である玉陵(たまうどぅん)や琉球庭園の識名園(しきなえん)、歴史博物館などが無料で開放される。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
那覇市は、沖縄本島南部に位置する市で、沖縄県の県庁所在地及び最大の都市である。歴史的には、1921年(大正10年)5月20日に特別区制が廃され、他府県同様の一般市制が施行されて、那覇区から那覇市となった。
その後、1945年(昭和20年)の太平洋戦争末期の沖縄戦では街は焦土と化し、1972年(昭和47年)5月15日の沖縄返還による日本復帰を経て、多くの県民市民の努力と協力によって発展してきた。そして、2021年(令和3年)5月20日には市制100周年を迎えた。
市の総面積は41.42平方キロメートル、市の木はフクギ、市の花はブーゲンビリア、市の花木はホウオウボク、市の魚はマグロ、市の蝶はオオゴマダラ。名産品として壺屋焼(つぼややき)や泡盛(あわもり)などがある。
1921年(大正10年)12月19日に制定された那覇市章は「ナハ」の字を円形に図案化し、無限に発展していく那覇市の姿を表している。
観光面では、市の中心部の国際通り、市東部の高台にある首里地区の首里城(しゅりじょう)などがある。2000年(平成12年)12月に「琉球王国のグスク及び関連遺産群」として首里城跡が世界遺産に登録された。