各都道府県の質屋組合連合会をもって組織される全国質屋組合連合会が制定。
日付は「しち(7)や(8)」(質屋)と読む語呂合わせから。「安心して利用して」をキャッチフレーズに、質屋の存在を知ってもらおうと記念日とした。
質屋(しちや)は、担保として品物を預かって、それをもとに一定期間お金を貸す融資事業を行っている。品物を預けてお金を借り入れることを「質入れ(しちいれ)」といい、借入金を返して預けていた品物を手元に戻すことを「質請け(しちうけ)」という。
また、質に入れる品物は「質草(しちぐさ)」と呼ばれる。質屋は通常、宝石類や楽器、家庭用オーディオ機器、コンピュータ、ゲーム機器、テレビ、カメラ、電動工具、礼服、眼鏡、時計、スマートフォンなど、比較的貴重な物品を質草として受け入れる。
質屋は庶民の銀行として俗称「一六(いちろく)銀行」とも呼ばれた。これは「1+6=7(しち:質)」という言葉遊びに由来する。