東京都渋谷区神宮前に事務局を置き、中国茶の消費拡大を図るための普及活動などを行う「NPO CHINA 日本中国茶協会」が制定。
日付は中国語の七(チ)と日本語の八(や)で「ちゃ」(茶)と読む語呂合わせから。飲み物として、また文化としての「中国茶」をより広い視野で考える日。記念日は2007年(平成19年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
中国茶は、中国大陸及び台湾で作られるお茶の総称である。世界中に伝わった「茶」は中国にその起源を持つ。「チャ」という呼び名も中国語を語源とし、北京語でも広東語でも同じ「チャ」と発音する。また港があり貿易が盛んであった福建省厦門(アモイ)地方では「茶」は「テー」と発音し、これが英語の「tea(ティー)」、フランス語の「thé(テ)」となった。
中国では、「開門七事式」つまり生活必需品は、柴・米・油・塩・醤油・酢・茶の7つである、といわれる言葉があり、お茶は日常生活に欠かせない重要な位置を占めている。
日本においても、お茶が日本の生活に深く根付き欠かせないものであることは、「日常茶飯事」「茶殻も肥になる」「お茶を濁す」「お茶の子さいさい」など、お茶にまつわる言葉やことわざが多いことからも分かる。
お茶に関連する記念日として、2月6日は「抹茶の日」、5月2日は「緑茶の日」、6月1日は「麦茶の日」、6月10日は「無糖茶飲料の日」、10月31日は「日本茶の日」、11月1日は「紅茶の日」「玄米茶の日」となっている。