島国日本の国内物流で重要な役割を果たしている内航船(ないこうせん)。その業務を担う人々で結成された「全日本内航船員の会」が制定。
日付は内航船を応援したいという人々からインターネット内で提案された内航船の「ナ(7)イ(1)コ(5)ウ」と読む語呂合わせから。内航船の存在を広く社会にアピールするとともに、海上勤務の船員からも陸上社会との繋がりを大切にして、海上物流の社会的な意義を再確認することが目的。
記念日は2015年(平成27年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を記念して写真展を開催し、船員たちが撮影した船と海の世界を紹介している。
内航船とは、日本国内の貨物輸送だけに使用される船のことで、日本国内だけの港の間を航海する。外国の港にも寄港する船は外航船(外国船)と呼ばれる。
内航船は外航船と比べると比較的に小さい船が多い。内航船と外航船のはっきりとした違いは、内航船は日本国内の貨物輸送だけに使われるために、国際条約の要求を満足するように建造されていないため、安く建造できるメリットがある。