2014年(平成26年)12月の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「World Youth Skills Day:WYSD」。
若者が職業技能を習得することの重要性を認識し、その支援を呼びかける日である。この日を中心として、学習プログラムや討論会などのイベントが実施される。
2017年(平成29年)7月時点で、世界全体で若者の失業者数は7100万人にも上り、経済活動に参加する若者の約4割が無職であるか、働いても貧しい暮らしを送っている。
また、近年では世界中の社会や経済において急速なデジタル化が進んでいる。そんな中で、若者への教育プログラムなどの十分な対応が行われていないという現実がある。
そこで、世界中の若者が質の高い仕事を得るための機会と技能を有することが重要とされている。そして、若者が新しい技能を習得するための教育訓練の制度や、若者が持続的に働くことのできる社会や経済の環境を構築することが求められ、その取り組みが進められている。
リンク:United Nations、国際労働機関