2011年(平成23年)7月の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「International Day of Friendship」。
日本語では「国際友情デー」とも呼ばれる。
国や文化を超えた友情が、世界平和を促進することを想起する日である。国連はこの国際デーを通して、政府や国際機関、市民社会グループが、相互理解や和解に向けた対話を促進するための取り組みやイベントを実施することを奨励している。
私たちの世界は貧困や暴力、人権侵害など多くの課題に直面しており、これらは世界の人々の平和や安全、社会的調和を損なうものである。これらの問題に対する根本的な原因の対処が必要であり、それが人間の連帯という共通の精神、つまり最も単純なものは友情である。
友情を通じて絆を積み重ね、強い信頼関係を築くことにより、永続的な安定を実現するための変化や、より良い世界への情熱や団結を生み出すことができ、全ての人々の安全や安心に貢献することになる。
なお、「Friendship Day」は世界中の様々な国で実施されており、日付も国により異なる。例えば、パラグアイは7月30日、ブラジルやアルゼンチンは7月20日、アメリカは2月15日となっている。最初の「World Friendship Day」は、1958年(昭和33年)7月30日にパラグアイで設立した「World Friendship Crusade」により提案され、この日7月30日が国際デーの日付として選ばれた。